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防災情報:悪質詐欺からご自身と家族を守るために

防災情報:悪質詐欺からご自身と家族を守るために


現代の生活では、詐欺の手口が巧妙化しており、日常生活でもさまざまな詐欺のリスクにさらされています。特に高齢者やインターネットに詳しくない人が狙われやすい一方で、誰にでも被害に遭うリスクがあります。




ここでは、「投資詐欺」「サポート詐欺」「訪問詐欺」「送り付け詐欺」「劇場型詐欺(振り込め詐欺、オレオレ詐欺など)」について、それぞれの特徴や見分け方、断り方をご紹介します。




ぜひご自身やご家族を守るための参考にしてください。

























--- 特徴 ---




「必ず儲かる」「短期間で大きな利益」といった言葉で投資未経験者を引き込みます。SNSやメールで勧誘し、最初は小額の利益を出すこともあるため、信じてしまいがちですが、次第に追加投資を要求し、最終的に大金をだまし取られるケースが多いです。










--- 見分け方 ---




「リスクなし」「確実な利益」を強調する
投資には必ずリスクが伴います。安全性を強調し、リスクを説明しない場合は要注意です。




高い利回りを強調
正当な投資ではあり得ないような利回りが提示される場合、ほぼ詐欺と考えていいでしょう。




免許や業者の登録がない
正規の金融業者や投資会社であれば、登録や免許を持っているはずです。登録番号などを提示しない、あるいは確認した番号が不正である場合も注意が必要です。










--- 断り方 ---




「リスクなし」「利益が確実」「高利回り」などを強調してくる場合、疑念を持ち「第三者に確認したい」「専門の知人に相談してから」と冷静に断ることで、詐欺師も引き下がりやすくなります。




まずは、金融商品の儲け話を持ち掛けてきた相手が登録業者かどうか、以下サイトで確認してみましょう!




【金融庁ウェブサイト】
 免許・許可・登録等を受けている業者一覧
 https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html




























--- 特徴 ---




インターネットを利用中に突然「コンピュータがウイルスに感染している」といったメッセージが表示され、電話やメールで「サポートが必要」と呼びかけられる詐欺です。




これらは全く根拠のない恐怖をあおるだけで、サポート会社に電話をかけさせたり、金銭を要求したりします。実際の技術サポートでは、特に何もしていないのに警告メッセージが表示されることはありません。

















--- 見分け方 ---




偽の警告メッセージ
画面上に突然「ウイルス感染」や「異常」が表示され、電話番号やURLを案内するものはほぼ詐欺です。




電話連絡を求める
正規のサポート会社では、顧客が自主的に連絡しない限り、電話を求めることはありません。




高額なサポート料金
初期対応で高額な支払いを要求される場合も詐欺の可能性が高いです。
















--- 断り方 ---




画面に表示されたメッセージを無視し、信頼できるウイルス対策ソフトで確認するようにしましょう。既に電話をしてしまった場合も、「後で考えます」と冷静に伝え、電話を切り、相手の話には応じないことが大切です。

























--- 特徴 ---




直接自宅を訪問し、住民の不安や恐れをあおって商品やサービスを無理やり契約させる手口です。代表的な手口には、リフォーム詐欺や、不要な設備の点検・修理詐欺などがあります。




特に高齢者を狙ったケースが多く、訪問者が「お宅に問題がある」と指摘して不安を煽り、即決を求め強引に契約をさせるのが特徴です。
















--- 見分け方 ---




即決を求める
信頼できる業者は、即断を要求せずに顧客が慎重に判断することを重視します。




不明確な説明
詐欺師は技術的な話を理解させないように曖昧に説明する傾向があり、質問すると話をそらすことが多いです。




名刺や身分証明書がない
正当な業者であれば身分証や名刺を提示しますが、詐欺師は持っていないことが多いです。










--- 断り方 ---




「家族や専門の知人に相談したい」と伝えて冷静に断りましょう。また、名刺や会社の公式資料を求めることで、詐欺師も引き下がりやすくなります。































--- 特徴 ---




注文していない商品が突然届き、「料金を支払ってほしい」と請求する手口です。受け取った時点で法的な支払義務があると勘違いさせ、金銭を騙し取ります。特に高齢者が狙われやすく、開封後の支払いを要求されるケースが多発しています。
















--- 見分け方 ---




見覚えのない荷物の着払い
代金引換や着払いで身に覚えのない商品が届く場合は要注意です。




受け取らせた後に支払を要求する
開封した後に代金を請求してくる場合も詐欺の可能性があります。




急かす連絡
支払いを急がせるようなメッセージや電話がある場合は詐欺を疑いましょう。










--- 断り方 ---




受け取ってしまった場合でも、未開封であれば「受取拒否」をすることで返送が可能です。また、すでに開封してしまった場合も、消費者センターに相談することで支払義務がない場合が多いことがわかります。まずは冷静に対応し、支払いを急がずに相談機関に確認しましょう。































--- 特徴 ---




振り込め詐欺は、特に家族を装った犯人が「困っている」「お金が必要」といった緊急事態を演出し、相手の善意や焦りを利用して金銭を騙し取る詐欺です




これらは電話でのやり取りから始まり、巧妙なストーリーを用いて被害者に振り込みを促します。「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」などの一形態です。




実際には、家族や友人が突然多額の現金を必要とする場合には、直接確認できる方法を取るのが通常です。







--- 見分け方 ---




突然の電話での緊急要請
犯人は突然の電話で「事故にあった」「借金の肩代わりを頼む」といった緊急事態を装い、即座の対応を求めます。




直接連絡が取れないと強調
詐欺師は「今は電話に出られない」「秘密にしてほしい」など、被害者が他の人に相談できない状況を作り出そうとします。




振り込みや現金受け渡しを要求
多くの場合、指定の口座に振り込ませたり、第三者が現金を直接受け取りに行くように指示します。家族が現金を直接受け取るような場合も注意が必要です。



















--- 断り方 ---




不審な電話を受けた際には、「家族に直接確認する」「一度電話を切って他の親戚に相談する」などを行い、冷静に対応することが大切です。自分で判断せず、周囲の信頼できる人と話し合うことが効果的です。




なお、次のケースに該当する場合、ほぼ100%が詐欺です。





  • 電話で銀行ATMでの操作誘導を行う、または、ATMまで同行してくる。



  • 自宅へ直接、金融庁、銀行員、警察官、県や市など行政の職員などが、キャッシュカードの提示や交換することを求めてきたり、お金を受け取る云々の話を持ち出してくる。